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院内の裏側
福岡市中央区渡辺通り 渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡です。
本日は院内の裏側を御紹介します。
こちらは器材室です。当院では通常の歯科医院の倍近い広さをこのコーナーに設けました。最先端の滅菌器もこちらの後ろにあるのですが、その紹介はまた次の機会に。
今回は皆様の型取りをした後に、模型を製作するための石膏をつぐ場所に焦点を当てさせていただきます。
精密な模型を作るには、様々な決まりがあります。たとえば石膏の粉と水の分量。ともすれば、目分量で行われがちな作業ですが、粉と水の割合が変わるだけで、模型の精度や強さが変わります。少々アナログですが、真ん中に見えるメスシリンダーと、計量機を用いて、説明書通りの割合で粉と水の量をはかり、丁寧に石膏をついでいきます。マイクロスコープ等を用いて、どんなに綺麗に形を整えて、正確な型をとったとしても、肝心の模型が歪んでいたら、かぶせ物や詰め物は口の中には入りません。
整理された常に一定の環境下で、同じ条件で作業を行うことにより、1つ1つのミスは少なくなります。かりにうまくいかないことがあったとしても、どこに原因があるかを特定できるため、同じミスはありません。
審美、インプラントなど、歯科の中では一見華やか(?)そうにみえる分野でも、こうした地道な作業の積み重ねによって、精密な被せ物が入り、治療の成功につながります。
福岡市中央区渡辺通り
渡辺通駅加納歯科クリニック 福岡